まこぱんだの北陸ガイド ~能登雪割草まつり・門前そばの市

北陸出身ではない、へんしゅーちょー・まこぱんだがラジオのご縁で行くようになって気づいた「北陸の魅力」を、まこぱんだ視点で探してご紹介する、というコーナーです。

イベント会場に足を運んでお話を聞くこともありますし、美味しいもの・楽しいこと・いろいろ体験しに行ってこようと思います。

 

3月の終わりに春を告げる雪割草と門前そばのイベントへ

今回お話をお伺いしましたのは、「能登雪割草まつり・門前そばの市」事務局の堀岡健一郎さん。

イベント当日のお忙しい合間に、今回のイベントのことと今後の輪島でのイベントをご紹介いただきました。

雪割草は輪島市の市の花であり、輪島は日本一の雪割草の群生地があるところ。

3月下旬の土日に「能登雪割草まつり・門前そばの市」が開催され、雪割草の販売や展示とともに、門前の特産である自然薯をつなぎにつかった「門前そば」も楽しめるイベントです。

 

まずシャトルバスで向かったのは、日本一の雪割草群生地。

特別保護地区として地元の方が中心となって雪割草の保護や遊歩道の整備等をされています。

 

「とるのは写真だけ、残すのは足跡だけ」

寒さに耐え、春の訪れを伝える可憐な雪割草。

雪割草の花言葉は「忍耐」。花の色は白や桃色、紅色など。

いつまでもその景観が保たれるように、「とるのは写真だけ、残すのは足跡だけ」。

そして群生地を観に行く際は、協力金へのご理解とご協力をお願いいたします。

 

シャトルバスは、おまつりの時間に合わせて15時に群生地を出るのが最終のようです。

おまつりのときに群生地も観に行く場合は、午前中に群生地を回った方がいいですよ。

 

交流センターでは雪割草と「現代きりえ」と地域文化、そしてアマメハギ

会場の輪島門前交流センターの中や外も盛り上がっていましたよ。

能登のアマメハギという名称で1979年(昭和54年)重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事の仮面や、その様子が展示されているのを観てきました。
輪島の門前では、正月や小正月などの年越しの晩に、仮面をつけた来訪者(神様)が家々を訪れてその家の災厄を祓い、幸福をもたらす「アマメハギ」という風習が残っています。
天狗や怖い面をつけた大人が、「怠け者の子どもはおらんか」とまるで秋田のなまはげのように家を訪れるもの。
小さい子は大泣きするでしょうねぇ。

そのほか、門前の昔を物語る資料の展示や、平成29年3月に閉館した「もんぜん文化村」にて10年間「きりえ」を集めてきたものを、交流センターにて一部を展示公開していました。細やかな作業による圧巻の作品揃いです。

1階では雪割草の展示や写真の展示がありました。
雪割草といっても、色も多様ですし形もさまざま。花弁を水に浮かべた展示はまるで美しいアートでしたよ。

 

つるん!としたのどごし。自然薯つなぎの門前そば

イベント会場で初めて食べた門前そば、「自然薯」が入っていると聞いていまして、わくわくしながらいただきました。

つるん!とした喉ごしと、ソバに自然薯の味が絡んだ優しい味わい。

ホッとする味、ひとことで表すなら、そういう言葉がぴったり。

もしかしたら、ソバの香りが好きな方には物足りなさを感じるかもしれませんが、自然薯が好きな人にはたまらない美味しさかもしれませんね。

ああ、また食べに行きたい。今度はお店でゆっくりと。そして、日本酒と。もちろん地酒を。

 

ドラマのロケ地の輪島から少し足を伸ばして、門前でもゆったり過ごそう

輪島といえばドラマのロケ地になっていたので、朝市などはご存知の方も多いと思います。

少し足を伸ばして、ゆったり門前の優しさに触れに来てみませんか?

インタビューで堀岡さんがこれから行われる輪島のイベントを紹介してくれました。

6月2日のお祭りでの花火や、冬のあぜのきらめきなど、輪島エリアの情報は、能登輪島観光情報「輪島たび色」もぜひ参考にしてみてください。

私も参考にしながら、このコーナー以外でも楽しもうと思っています。

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期間限定の音声はこちら

2018年5月25日(火)まで

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