ヒキダシスト・まこぱんだのHappyNavigation Vol.2

まこぱんだのHappysnavigation
ヒキダシスト・まこぱんだが、毎月1つの色そして暦等の話を用いて、
日常で使えるHappyのヒントをお送りいたします。
今月紹介するのは「紫」(Violet)
みなさん、10月はいかがでしたか? ハロウィンの仮装で楽しんだ方も多いかもしれませんね。
わたしはというと、仮装もせず、特にハロウィンらしいこともしたいとも思わず、この1か月は「顔で笑って心で泣いて」でした。
Facebookやブログ、Instagramで見ているとわからないと思いますが、葛藤が多かったですね。
ふたりだけ、どうしても相談したいことがあって「実は・・・」と話をしたら驚かれたので、
パッと見た感じではそんなに悩んでいるようには見えなかった、ということなんでしょうね。
ポーカーフェイスができる、大人になりました。
1か月は短いと言えば短く、長いと言えば長い時間を経て、わたしが決めたことは
やめるものはやめて、自分のために時間を使い、世の中にわかりやすく提供できるように準備を進めること。
本音を言えば、「変わる」ということを恐れていないようでいて、実は私が一番恐れているんです。
そのままであってほしい。
でも、変わらないでいることの方が、実は世の中少ないんです。
だから、流れるままに進んでみようというのが、10月をまるっと過ごして出た結論、でした。
ながーい前置きですが、今日お話しする色と関係があります。
今月ご紹介する色は「紫」です。
「紫」というとどのようなイメージが多いかな。
個性的、特別、不思議、神秘的、古典的、妖艶、大人、ネガティブなものでは死や病気などでしょうか。
こども、ではなく、大人のイメージ。
お子さんが使うとなんとなく「おませさん」な感じ。
いのちの輝き、というよりも、いのちの終わりに近い感じ。
明るいトーンでも暗いトーンでも、紫には引きずり込まれそうな何とも言えない不思議な印象があります。
紫が背景だと「夜」って感じが強まりますね。
紫も高貴な色
歴史でも聞いたことがあるはず【冠位十二階】。
冠の色で位をわけるという制度です。
紫が最上位なんです・・・っていうところは知っている方も多いですよね。
忘れちゃったという方の為に簡単におさらいです。
【冠位】は、「徳、仁、礼、信、義、智」の6つを大小に分けて12種とし、冠の色を6色の濃淡で表したもの。
徳が一番上で、これが紫。さらに大小に分かれるから「大徳」が濃い紫、「小徳」が薄い紫になります。
徳⇒「紫」、仁⇒「青」、礼⇒「赤」、信⇒「黄」、義⇒「白」、智⇒「黒」
あとは濃淡で分けたので、全部で12種類あった・・・ということです。
——————————
wikipediaより
冠位十二階(かんいじゅうにかい)は、日本で604年に制定され、605年から648年まで行なわれた冠位である。
日本で初めての冠位・位階であり、この制定により人材登用の道が開かれた。朝廷に仕える臣下を12の等級に分け、
地位を表す冠を授けるものである。七色十三階冠の施行により廃止された。
『日本書紀』によれば、11年12月5日(604年1月11日)に初めて制定された冠位である。
大徳・小徳・大仁・小仁・大礼・小礼・大信・小信・大義・小義・大智・小智の12階の冠位が制定された。
——————————
身体の中では・・・「頭部」
身体の中では、「紫」は、頭や目や耳などの感覚器を支配する色です。
頭の中で考えたり妄想したり、五感を研ぎ澄まして色んなことを知りたいというときに気になる色です。
頭の中で考えるときは、実際の「時間」の概念が外れて、過去にも未来にも思いをはせることができます。
妄想、想像、シュミレーションをがっつりやりたいけど、現実に引きずられてしまうわ~という場合は、
紫色の花を飾るとか、ペンの本体が紫色のものを使うとか、マグカップを紫にするとかで、
紫が目につくように小物を使うといいかもしれません。
わたしは実は想像が苦手です。どうしても現実を見てしまいます。
なので、そういうときは紫色の石がついた指輪をしたり、紫色の花を飾るようにしています。
夢見る夢子ちゃんになれないの~という時に。
「紫」を避ける時
紫自体もともと好みが分かれる色ですが、紫を選びたくない時の傾向として、孤独を恐れている時や、現実逃避することを拒んでいる時が多いです。
嫌われたくないと思う気持ちはわかりますが、万人に受けることは難しいこと。
100人いれば、あなたを応援してくれる人が大多数であっても、少数であなたを嫌う人は出てきます。
それでいいんです。それで物事のバランスは取れています。
ここで最初のながーい前置きですが、実はこの10月は紫色を避けておりました。
人から悪く思われたくないとか、特別でありたいとか、そういう「欲」をわかっているのに認めたくなくて。
そういう時って自分の軸が人に左右されているときでもあります。
なので、紫の補色である「黄色」を使っていました。
黄色やゴールドを目につくところに使ったり、黄色の食材を使いつつ、時々紫色の食材であるブドウを食べたりして。
自分の中で自問自答できるようになって初めて葛藤と向き合うことができた・・・というわけです。
色の効果はそうやって使いこなすことができるんですよ・・・というお話です。
——————
<補足>
紫が気になるときは、睡眠が足りていないことが多いです。 交感神経と副交感神経のバランスが取れていないから、なのかもしれません。また芸術に触れて心を豊かにしたいときも紫が気になるということが多いです。
そういうときは、美術でも音楽でも工芸でも、その時に気になると思ったものに触れましょう。
音楽ならCDではなくて生演奏を、美術なら写真ではなくて美術館で絵を。
本物に触れるということで、満たされていきます。
心の渇きに気付いたら、紫色の花を飾り、本物に触れることで自分の心を満たしていきましょう。
——————
来月の「色」は・・・
来月は、誕生日の前日に放送されるので「バースディカラー」についてお送りします。
その人の誕生日から導き出すバースディカラーのベースをお送りします。
それはもう割と知られていることなのでね。
それ以上になると専門領域になるから、ここでは出せないけど。
暦は「冬の節気」について
今回は前回お送りしました『二十四節気』(にじゅうしせっき)の中から「冬の節気」についてお送りしました。
冬は、11月7日の立冬(りっとう)からスタートします。
11月上旬はまだ私たちの体感としては【秋】なのですが、暦の上ではもう冬になります。
そのあとは、
今年は11月22日になる「小雪(しょうせつ)」
雪が降り始めても、まだ積もらない程度の季節です。
そろそろお歳暮の準備をする頃でもあります。
そして今年は12月7日になる「大雪(たいせつ)」
冬が本格的にやってくる季節。雪が降る地方では平野部でも雪が降ることも。
お正月を迎える準備を始める頃です。
次にこれはおなじみですね。「冬至」今年は12月21日です。
1年でもっとも日が短く夜が長い頃です。
寒さを乗り切るために栄養価の高いかぼちゃをたべたり、無病息災を願って
柚子湯に入ることでも知られています。
年が明けて1月5日に「小寒(しょうかん)」を迎えます。
「寒の入り」と言われ、これからだんだん寒くなっていきます。
そして1月17日に冬の土用に入り、1月20日に「大寒(だいかん)」を迎えます。
1年で一番寒い頃ではありますが、「三寒四温」という言葉があるように少しずつ春に向かって
寒い中でも春の温かさが感じられるようになっていきます。
2月3日の節分で土用があけ、2月4日の立春で春になります。
昔は立春からがその年明けとされていたので、前日にあたる「節分」には色々なものを祓う行事がありました。
もう見かけることは少なくなったかな。
柊の枝にいわしの頭を刺したものを玄関に飾ったり、炒った豆をまく「豆まき」も鬼を祓って福を招くというものです。
豆まきは今でも行事として残っていますね。
これからやってくる「冬」。
ひとことで冬といってもこれだけの言葉や意味が存在します。
気温とか空の様子とはまた違った、先にその季節の気配があって、そのあとに現実に寒くなったり暖かくなったりする。
これが季節というものです。
「悪運をはねのけ強運を引き寄せる陰陽師の教え」
陰陽六行の占いの師である幸輝先生が10月末に本を出版しました。
「悪運をはねのけ強運を引き寄せる陰陽師の教え」です。
物事の考え方の参考になります。
すべての物事には陰と陽があるということはなんとなくわかっていても、
それがどのような場面でどのように活かされるのかがイメージできていない方も多いかもしれません。
この本にはそのエッセンスが詰まっています。
Amazonのリンクは、こちら。
色んなレビューがありますが、鑑定した数以上に大事なのは「あり方」だと私は思っています。
術を知っていても、使う人の心持によって術が佳きものになるか悪しきものになるか・・・と分かれます。
これは何に対しても言えることですよね。
☆音声はこちら↓↓
*ブログ Colorfulstage ~一歩ずつ進もう~
*第3週 だってまこぱんだなんだもーーん
11月19日(土)は、「冬のたべものといえば?」の予定。
ほぼ「ノープラン」のコーナーです。
*Dream Canvas (毎月第三日曜日 お昼12時~)
11月のゲストは、シャンソン歌手・写真家の菊地美奈さん。
飲み友で、そして悩みを共感できる友人です。
歌も写真も好きなんですよ~~。
コメント
-
2016年 11月 06日
この記事へのコメントはありません。